ツバメ号とアマゾン号

 1週間前の土曜日,7月16日の午後のこと。

 チャヌパパは1人で岡山駅西口にある「NHKデジタルミュージアム」へ「海の日の展示会 SHIPS 模型と絵画の世界」を観に行った。お目当ては岡山・倉敷の船舶模型クラブ会員の手による模型,特に木製帆船模型である。

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 NHKデジタルミュージアム

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 実は,チャヌパパの数少ない趣味のうちのひとつが「木製帆船模型作り」なので,熟練の技を駆使して制作された作品を鑑賞して,拙い我が作品への参考になればと考えたのだ。

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 休日なのに空いていた会場

 ↓ ↓ ↓
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  展示作品(1)

 チャヌパパと「帆船」との出会いは中学校1年生へ遡る。
 当時,本を読むことが大好きだったチャヌパパは,図書委員なんぞに任命されて学校の図書室に入り浸りの日々・・・。そこで出会ったのが「アーサー・ランサム」作の「ツバメ号とアマゾン号シリーズ」である。
 この作品は,イギリスではピーターラビットと並んで最も愛されている児童文学だそうだが,読んだことがある方はおられるかな? ちなみに,チャヌママはやはり中学の時に読んだことがあるそうだ(^^)

 作品の紹介はリンク先に譲って,ともかくこの「ツバメ号とアマゾン号シリーズ」のおかげでチャヌパパは帆とロープワークで風を操りながら進む「帆船」というものに引きつけられてしまった。
 更に同時期,やはり図書室の図鑑の中で見つけた4本マストの大型帆船のイラストがチャヌパパの心を捉えてしまい,飽くこともなく眺めていたことを思い出す。

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 展示作品(2)


 中学卒業~高校~就職と時が流れると共に帆船への想いは薄れていったのだが,結婚してから数年後のこと,「木製帆船模型」という非常にマニアックな世界があることを初めて知った。
 初めて作った「カティサーク」は全長が1m近くある大物だったが,国産メーカーのキットだったおかげでど素人でもそれなりに完成させることが出来た。
 しかし,この船はチャヌママの実家に展示中,「埃を払って綺麗にしてあげよう」というチャヌババの親切心のおかげで「マスト破損→廃船」という運命をたどることとなった(^0^;

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 展示作品(3)


 ちなみに,木製帆船模型作りの主流は欧州であり,主要な模型メーカーもイタリアやデンマークにある。制作においてもプラモデルのように「パーツをくっ付けていけば良い」ものではなく,ほとんどを図面に合わせて木製の板材や棒材を切り貼りして作り上げるものなのだ。
 しかも,(さすが外国製!)説明書も相当にアバウトなもので,「別に決められた通りでなくて良いですよ。貴方の好きなように作りなさい。」と言っているようだ(笑)
 だから,根気さえあれば下手でもそれなりに作り上げることが出来るし,技術を駆使して丁寧に組み上げれば素晴らしい芸術品にもなりうるのだ。

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 展示作品(4)

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 展示作品(5)


 狭くて作品を飾るスペースがないチャヌ家では,大型船の制作は夢のまた夢なので,カティサーク以降は小型の作品しか作れない。
 刃物や小さな部品が危険なために子供達が小さな頃には休止していたし,チャヌが来てからは制作の時間がなくて作りかけで放置している作品もある。
 手つかずのキットも2つ仕入れてはいるので,退職後の楽しみにしておこうと思っている。

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 「ハンター」と「H・M・Sビクトリー(カットモデル)」

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 キットの中身(ハンター)

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 原寸大の設計図(H・M・Sビクトリー)


 さて,このようにチャヌパパを帆船の世界に引き込んだツバメ号とアマゾン号シリーズが,昨年より岩波少年文庫から改訳刊行されることになった。現在は全12話のシリーズのうちの3話(各話上下巻)が発行されているので,早速に「ポチッ」と押してしまった(笑)

 はたしてツバメ号とアマゾン号はチャヌパパを純真な少年時代へと連れ帰ってくれるだろうか?
 明日届くはずの本を開くのがとても楽しみなチャヌパパである(*^o^*)





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 展示作品(7)

↑ の写真は独立行政法人航海訓練所所属の「日本丸」である。
 次回(次々回?)の記事はこの日本丸に関するものになる予定なので,帆船に全く興味のない方には申し訳ないm(__)m

テーマ : 雑記
ジャンル : その他

コメント

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No title

私は船に乗るのは苦手ですが、でも帆船を眺めるのが好きです。
4年前新潟に帆船「海王丸」が来た時は、モコと一緒に見に行きました。
帆に風をいっぱい受けて海を進む様には、豪華客船よりも魅力を感じます。
動き出した途端船酔いするだろうなぁと思いつつも乗ってみたい気持ちになります。

いまではまったく見かけなくなったけれど、
昔はおもちゃ屋さんに必ずプラモデルがありましたね。
木製のこんなキットがあるとは知りませんでした。
完成品は見事なのでしょうが、根気の要る作品ですね。
さすがいつも緻密な仕事をされるパパさんならではのご趣味です。
やっぱりAB型ですね~(^_-)☆

チャヌ家のリビングに船の模型があったような記憶が・・・
あれもパパさんの作品ですか?
(私の記憶違いでしょうか?)

いまは同居されているチャヌババさま。
廃船にならぬよう 埃をかぶらぬ前にパパさん自らお掃除してくださいね(=^▽^=)

No title

ロマンですねー
ゆぅパパも船が好きで、何かの記事で「NHKデジタルミュージアム」での帆船の展示会があると知り
水辺の楽校に行った帰り道に行こうかなと予定をしていたようです
 今回は残念だったのですが
次の機会があればぜひ行きたいなーと言っています
日本丸の記事楽しみにしています

Re: モコママさんへ

「海王丸」は「日本丸」の姉妹船で,姿形はソックリですよね。
違いは船首の女神像の形だけだそうです。
青い大海原を満帆に風を受けて走る帆船は本当に美しいと思います。

帆船のプラモデルも作りましたよ(笑)
説明書の指示以外にもロープの数を増やしたりして,なるべく実船に近づけようとしていました。
中学生の頃に木製帆船に出会っても,キットと制作に必要な道具を揃えるお金がなかったですね。

リビングの船・・・そのとおり,チャヌパパの作品です。
今回写真を載せようかと思ったのですが,積もった埃を取る間がなくて・・・(^^;)ゞ
チャヌババが気づかぬうちに掃除ですね(笑)

Re: ゆぅママさんへ

実際に帆船を所有する訳にはいきませんから,模型造りで満足しています。
イベント情報に疎いチャヌ家ですが,多分ゆぅパパさんがご覧になったのと同じ記事で知りました。
展示数は多くなかったのですが,人出も少なくゆっくりと見たり写真を撮ったり出来ました。
大阪などの都会ではこのような展示会も多いでしょうから,機会があったら是非行ってみてくださいね。

ご無沙汰っすー
ゴーヤもチャヌくんも元気そうですね

パパの趣味の船は
ママさん的にはどうなんですか?
作るのに1部屋占領されちゃうし途中掃除できないし
我が家のぺーさん婆さんの実家に巨大な船が飾られてます
が今は部屋のすみっこに荷物の影になりながら場所をとってますが
子供心に邪魔にされてたのを覚えとります
チャヌ家では優しいママさんに守られながら船が飾られているのかな?

Re: ジェイムズ母さんへ

こんばんは~(^o^)
チャヌもゴーヤも元気ですよ(^-^*)/
私はちょっとお疲れ気味で,肩や首がコリコリです(^^;))。。

チャヌパパの帆船模型作りは,指先を使って細かい作業をするので,
ボケ防止に良いかと思ってます(^^)
でも,作っている間は机の上はそのまんまだし,
飾って置くところもそんなにないしね~
現在,作成を中断して埃を被った1隻の船が,部屋の隅っこに眠っています。
どこの家も同じなんですね(^。^;)

今,完成品がフタツあるんだけど,私が守らなくてもいいように,
ちょっと高い所へ置いてあります。
ま,チャヌが元気なうちは,模型作りはできそうにありませ~ん。
プロフィール

チャヌパパ&チャヌママ

Author:チャヌパパ&チャヌママ
名  前  チャヌ -chanu-
犬  種  W・コーギー・P
生年月日  2006.2.25
性  別   ♂
出  身  サクラソーケンネル
  父    ユウジ
  母     ハナ
(2016.7.15 10歳4カ月で没)


名  前  エル -eru-
犬  種  W・コーギー・P
生年月日  2012.8.11
性  別   ♀
出  身  リトルエルフケネル
  父    ファイアー
  母    フェアリー


名  前  チャップ -chappu-
犬  種  W・コーギー・P
生年月日  2017.2.1
性  別   ♂
出  身  リトルエルフケネル
  父    アトム(ユウジの子)
  母    パール


岡山市在住の50代後半の夫婦が、念願のコーギー多頭飼いを楽しんでいます♪

エルは何歳ですか?
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